【メカニック編】キンスレ最新Tier表(キャラ評価一覧)をレビュー【2019年3月版】
海外のキンスレユーザー有志が編集している、King’s Raid Tier Listの解説記事第3弾、今回はメカニック編です。
有志が作ったものなので絶対ではありませんが、数あるキンスレキャラ評価の中では割と納得感が高い部類に入る資料であり、日本でもユーザー作成するwikiではこのTier表の評価が掲載されていたりします。
キンスレに「最強キャラ」みたいなものはなく、安易にランキング化するのはどうかと思いますが、それでもコンテンツにより適性の高いキャラ、適性低いキャラは存在します。
最新のTier表の評価を紹介しつつ個人的な所感を書いてみたいと思います。
メカニック以外の評価記事はこちら。
https://kingsraid.scoutneo.com/entry/category/hero/
2月版を書いていたはずなのに気づいたら3月になっていたので、3月版として再評価して公開します。
【アネット】
PVPでB評価が付いている以外は全てのコンテンツでA~SS評価がついており、SS評価のコンテンツも非常に多いサポーターです。
基本的には、「魔法パーティで行けるコンテンツ」ではSS評価になっている事が多いのですが、物理パーティが推奨されるIDH(青ドラHARD)などでも「状態異常無効」が重要であるため高い評価になっています。
PDHではA評価とやや低い評価になっていますが、これは「猛毒50スタックでバフ無効」になった時にアネットのS2(=バフ扱い)でのHP回復ができないためと思われます。
地下迷宮などでも、たまにバフ無効ステージがあるのは注意が必要です。
とはいえ、適性が低いというほどではないと個人的には思っています。(PDH5段階クリアパーティにはアネットも入れています。)
専用武器と宝物への依存度は高いですが、武器凸依存度も宝物凸依存度も低く、長期的に見ると非常に低コストで高パフォーマンスが可能なサポートキャラであると言えます。
無課金でも重課金でも育てておくべきキャラであると言えます。
詳しい性能についてはアネットの個別解説記事を御覧ください。
【クリシャ】
アネットと比較されがちですが、使い所は全然違います。
現在のTier表ではWB3においてSS評価を得ていますが、個人的な印象としてはGC3もSS評価くらいで問題ないかと思われます。
アネットとは違い物理パーティのサポートには一切使えないので当然ながらWB2やIDH(青ドラ)などでは低評価です。
魔法パーティ推奨のWB1やGC1でもS評価となっておりSS評価ではありませんが、これも妥当な評価だと言えるでしょう。
クリシャの強みは『敵全体』に魔法ダメージUPを付与できるという点にあり、敵が単体であるWB1やGC1に関しては「クリシャでも良いが、クリシャである必要もない」という状況です。
なおTier表では武器凸依存度が高いと記載されていますが、実際にはそこまで高い依存度ではありません。
もちろん武器凸した方が攻撃/防御バフの倍率は増えますし、S2宝凸で魔法AMPの効果も増えますが、スキル+超越特性での魔法AMPが60%と高めになっているため、武器や宝を凸ってもそこまで劇的な変化にはなりません。
(少なくとも、エスカーほどの武器凸依存度ではありません。)
WB3順位1桁を目指す方や最上位ギルドにいるような方なら5凸を目指すかもしれませんが、性能的なコスパで考えるなら武器凸は他のキャラ優先で問題ないと思われます。
いずれにせよ最大限の活躍ができる場所は限られており、もう一声調整が欲しいところです…。
=>クリシャの詳細解説記事はこちら
【クロウ】
物理属性のDDであり、「攻撃速度を上昇させられない」という特性と引き換えに非常に高い火力のスキルを持っています。
特に前方直線範囲内に大ダメージを与えるスキル3が強力であり、この攻撃にどれだけスタックを載せてタイミングよく使うかが運用のカギとなっています。
評価としては物理DDが推奨されるWB2(プロティアヌス)やGC2(ラクレール)、そして一定時間内に火力を集中させる事が求められるWB3(ザナドゥス)でもSS評価となっています。
WB3(ザナドゥス)でSS評価なのにGC3(ヴェルカザール)でS評価なのは、「水晶が常時場に出ているためスタックを付与しやすいWB3」と「棺が登場してからしかスタックを付与できないGC3」の差が大きいと判断されているようです。
WB3は物理不利と言われていますが、その物理の中ではクロウは適性高めのDDと言って良いと思われます。
(物理キャラでモーラ並の回復阻害性能を持ったキャラがいない点では不利です。)
注意点としては、前述の通り攻撃速度を上昇させられないため、MP獲得量に不安があります。
攻撃時MP回復のopは有効ではあるものの攻撃速度が上がらない以上シナジーは薄く、超越特性の「砲撃準備」+秒MPopで運用する場合は敵の数が多くなければ不利になります。
消去法的にシア・ライアスなどの外部MP供給に頼ることになり、シアのMP供給量ダウンによりやや厳しい状況になっています。
今後どういう運用を見出されるか次第ではありますが、現状SS評価を得ているコンテンツで評価を維持できるかどうかは注視しておくべきでしょう。
ヴェルカザール適性についても棺の再召喚に対応できないためエルゼ、ニクス、ザフィーラとの差は広がってしまったと思われます。
【カラ】
魔法パーティでの単体火力TOPの一角であり、WB1ではSS評価となっています。
以前はGC1(ティルファス)でもTOP評価でしたが、そちらではラウディアにTOP評価の座を譲り渡しています。
敵の数が多い場合は、スキル2が「ランダムな敵対象」を攻撃するためダメージが分散してしまい、範囲攻撃が可能なDDと比較して不利になります。
このためWB3(ザナドゥス)などでは評価が低くなっています。
ただし「攻城モード」になると攻撃力が上がる代わりに「被ダメージ量が30%増加」するという特性があり、カオスビースト装備や味方のサポートでの補助がなければ簡単に倒れてしまうという弱点があります。
以前に比べると防御貫通が重要視される環境になりつつあることと、敵火力の上昇により攻城モードの被ダメージUPがハンデになってしまっているように思われます。
また運用方法によっては、MP獲得面の問題も抱えています。
PVPはA評価となっていますがこちらはCC役として使う方が多いようです。
【ラクラック】
物理パーティにおけるCC役であり、全スキルと通常攻撃にCCが付いているというキャラです。
魔法パーティではローレインが定番のCC役ですが、物理ではラクラックがその立ち位置にいると言えるでしょう。
(ただし、一撃で大きくダウンゲージを削る能力ではローレインに分があります)
PVEや一部のドラゴンレイドにてS評価を獲得しています。
特に8章を物理パーティで攻略するなら非常に役立つキャラだと言えるでしょう。
RDHやBDHでは評価Fとなっていますが、これはRDHが魔法推奨であること、BDHが近接攻撃推奨であるためです。
CC役でありながら火力もそこそこ高いというキャラではありますが、GC(討伐戦)などのエンドコンテンツにおいてはCCが必要とされないため基本的に出番がありません。
超越と専用宝物で物理ダメージUPを敵に付与することもできますが、「範囲攻撃可能な物理AMP役」というカテゴリでは後述するミルルに軍配が上がります。
【ミルル】
CC役もできる物理AMP。PVPで猛威を奮っていることからSS評価になっています。
スキル1で25%、更に専用武器効果で20%〜50%の物理ダメージUPを敵全体に付与できる英雄です。
敵全体にAMPを付与できるという点では、魔法パーティにおけるクリシャに近い立ち位置にもなれるでしょう。
それを踏まえてみると、WB3のB評価は不当に低いように思われます。
確証はありませんが、メインDDとして評価して適性が低いと判断されているのかもしれません。
防御無視攻撃ができず、防御貫通も自前で積めないため
もしWB3でメインDDをさせるなら防御貫通を大幅に積まないといけないでしょう。
しかし全体AMPとしての運用を考えるなら防御無視の有無はそこまで関係ないので
いずれにしてももう少し高い評価で良かったんではないでしょうか。
ミルルに限らず、DDのWB3適性は適切に評価されていない印象があります。
ラクラックと同じくRDHやBDHでは評価Fとなっていますが、これはRDHの物理ガード率が高いこと、BDHが近接攻撃推奨であるためです。
【ミトラ】
GR(ギルドレイド)でSS、WB2(プロティアヌス)とGC2(ラクレール)でS評価を得ています。
12月のUPDATEによりスタックが解除されなくなったため、バフ解除をしてくる敵とも戦えるようになりました。
使用者は少ないDDですが、敵が単体で長期戦になる場面では基本的に強いと言えるでしょう。
範囲火力が求められるPDHや短期決戦前提のPVP、近距離DD推奨のBDHなどでは低評価になっています。
【オディ】
WB1(マウンテンフォートレス)とGC3(ヴェルカザール)でS評価を得ています。
使い方次第で大きく評価が変わる英雄であり、評価が難しいかもしれません。
オート適性は低いと言って良いでしょう。
個人的には、ヴェルカザールでS評価をつけるならWB3もS評価で良いと思っています。
WB3で敵が5体ではないためS3闇が使えない部分がハンデと評価されているのだと思いますが、S3光を取った上で味方全体のCT短縮とMP供給を一気に実現する性能は他の英雄で代替ができません。
シアの性能調整でCT短縮もMP供給も希少性が増しています。
WB3のように短時間に一斉攻撃しなければいけない場面でのサポート役としては最優であると言えます。
評価項目にはありませんが、タイムアタック系のチャレンジレイドでも活躍しています。
【ロディナ】
GR(ギルドレイド)やGC2(ラクレール)でSS評価、IDH(フロストドラゴン)でもS評価となっています。
S2使用中のS3が非常に強力であり、特にS3宝装備によりS3の最後の2発が防御無視となることから、防御力が高い単体敵に対して特に強い英雄です。
ラクレール戦やチャレンジレイドなどで活躍しやすくなっています。
敵の数が多いステージや近接DDが求められるステージ、魔法攻撃が求められる場面では当然評価は低くなりますが、単体向け物理DDとしてはトップクラスの評価を得ているキャラと言って差し支えないでしょう。
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