【英雄性能評価】ニア(物理・アサシン)解説
物理属性のアサシン「ニア」の性能解説記事です。
【ニアの強いところ】
・防御無視攻撃、範囲攻撃が得意
・使うスキル次第でAMP、回復阻害、バフ解除、CCなど様々な動きができる
【ニアの弱いところ】
・CTが長く、「強化版スキル」を使用できるまでに時間がかかる
・オートではどの強化スキルを使うかコントロールできない
【スキル・超越特性】
Skill 1 ワイルドネイル(CT15秒)
敵1体に『』の物理ダメージを与えます。その後、前方へ移動しながら自分の周囲に持続的にダメージを与えて吹き飛ばし、合計 ??? の物理ダメージを与えます。最後の打撃は、前方範囲内の敵に ??? の物理ダメージを与え、 2 秒間吹き飛ばして転倒させます。
Skill1派生 強化ワイルドネイル
敵1体に『』の物理ダメージを与え、ランダムの敵に向かって移動しながら自分の周囲に持続的にダメージを与えて吹き飛ばし、合計 ??? の物理ダメージを与えます。最後の打撃は、前方範囲内の敵に ??? の物理ダメージを与え、 4 秒間吹き飛ばして転倒させます。
スキル特性:「ダメージ量が 10%増加します」+「ダメージ量が 15%増加します」+「ダメージ量が 25%増加します」
S1光:ダメージが40%増加します。
S1闇:ヒットするたびに、自分のMPが50回復します。
専用宝物:密林の花 [ワイルドネイル] MP消費量が1減少し、10秒間ダメージを受けた敵の物理クリティカル耐性を200減少させます。
Skill 2 ワイルドハント(CT15秒)
自分から最も遠くにいる敵の背後に移動し、 ??? の物理ダメージを与え、 12 秒間敵全体に[獲物の印]をつけます。[獲物の印]の対象は被物理ダメージが 20%増加し、回復力が 25%減少します。また、[強化獲物の印]がある対象のバフを解除します。
Skill2派生 強化ワイルドハント
自分から最も遠くにいる敵の背後に移動し、 ??? の防御無視物理ダメージを与え、 12 秒間敵全体に[強化獲物の印]をつけます。[強化獲物の印]の対象は被物理ダメージが 40%増加し、回復力が 50%減少し、攻撃速度が 25%減少します。また、[獲物の印]がある対象のバフを解除します。
スキル特性:「ダメージ量が 10%増加します」+「ダメージ量が 15%増加します」+「ダメージ量が 25%増加します」
S2光 [獲物の印]をつける時、対象を1秒間気絶させ、[強化獲物の印]をつける時、対象を3秒間気絶させます。
S2闇 [獲物の印]と[強化獲物の印]が、デバフを解除するスキルによって解除されなくなります。
S2宝 ハンターの贈り物 [ワイルドハント]ダメージが50%増加し、[獲物の印]と[強化獲物の印]の被物理ダメージ増加効果が8%上昇します。
Skill 3 石化の魔眼(CT30秒)
前方範囲内の敵に ??? の物理ダメージを ??? 回与え、 3 秒間石化させます。
Skill3派生 強化石化の魔眼
前方の広範囲の敵に ??? の防御無視物理ダメージを ??? 回与え、 5 秒間石化させます。
スキル特性:「ダメージ量が 10%増加します」+「ダメージ量が 15%増加します」+「ダメージ量が 25%増加します」
S3光:キャスト中、状態異常を無効化します。
S3闇:使用中、英雄でない敵に与えるダメージが100%増加します。
S3宝:呪術のボーンマスク [石化の魔眼]キャストすると自分の前方に敵を引き寄せ、ヒットすると敵のMPが200減少します。
Skill 4 魔獣の血
自分がスキルを使うたびに、自分に[魔獣の血]を1スタック重複させます。最大 4 スタックまで重複し、 4 スタックになるとすべてのスキルのクールタイムがリセットされ[強化スキル]が使えます。[強化スキル]を使うと[魔獣の血]の重複が解除されます。[魔獣の血]を獲得するたびに 20 秒間、自分の攻撃力が ??? 、すべての回避率が 20 上昇します。この効果は最大10スタックまで重複します。
スキル特性
攻撃力の増加量が 10%増加します。
攻撃力の増加量が 15%増加します。
攻撃力の増加量が 25%増加します。
S4光:攻撃力とすべての回避率増加量が50%上昇します。
S4闇:[魔獣の血]が4スタック重複すると、自分のデバフを解除します。
S4宝:血の安定剤 [魔獣の血]戦闘が開始すると魔獣の血を1スタック重複させ、魔獣の血が4スタック重複すると2秒間、状態異常を無効化します。
【S4のスタックについて】
ニアを説明する上で鍵となるスキルなので一番最初に説明しておきたいところ。
長々としたスキル説明文ですが、基本的には2つの要素が書かれています。
・スキル(通常版・強化版どちらも含む)を使うごとに攻撃力と回避率が上がる(最大10スタック)
・通常版スキルを4回使うと、「強化版スキル」どれかを1回使う事ができ、更に通常版スキルのCTもリセットされる。
戦闘開始後(あるいはバフ解除後)の10秒間で稼げるスタックはどう頑張っても3つが限度です。この時点で回避率13.5%相当(S4光前提)となります。
最短で頑張ったとして7スタック貯められるのが25〜30秒後あたりです。
つまり、敵からのバフ消しが無かったとしても最初の1分間は本領発揮が難しいと言えます。
一応S4光の超越特性を取る前提なら
1スタックあたり4212×1.5×1.5=9477/スタックの攻撃力上昇。
10スタックなら94770の固定値攻撃力バフを持つことになります。
ニアの場合、解除されなければ常に10スタック維持も夢ではありません。
(20秒の効果があるが、どうも最後のスタック獲得から20秒らしい)
「20秒連続でスキルを使用しない」という状況にならない限りは、スタックは10のまま維持されます。
専用武器効果がクリダメUPなので、固定値の攻撃力バフを持っているのはシナジーとしては悪くないと思われます。
参考までにオペリアのS2による攻撃力UPは65752*1.5 =98628
リリアのS2による攻撃力UPは62229*1.5 =93343.5となっています。
これらと比較すればニアの固定値攻撃バフは数値としては決して悪くないのですが、ニアの実装後にラブリルが実装されるなどして割合攻撃バフが大幅にインフレしてしまいました。
結果として、固定値の攻撃力バフは恩恵が薄くなってしまいました。
2019年の環境においては、「武器が低凸であればありがたいが、武器凸するにつれて恩恵が薄くなる」という感じになっています。
【回避性能について】
回避性能の方にも目を向けておくと、7スタック貯まった時点で盛れる回避率が21%。
S4光取ってる前提なら31.5%相当となります。(10スタックまでいけば45%相当)
(ソフトキャップを超えた後そこからは減衰するはずです)
カーセルのようなすごい回避性能を期待することはできないにしても、攻撃力UPのオマケで付いていると考えれば十分な性能だと言えるでしょう。
なお「すべての回避率」となっているので物理攻撃も魔法攻撃も避けられる事になります。
なお、アサシン全員に共通するステータスとして、元々物理回避・魔法回避それぞれ200(20%相当)は持っています。
つまり全く回避opを積んでいなかったとしても10スタック到達時点で回避ステータスは650となり、すでにソフトキャップ超えを果たしています。
ソフトキャップを考慮しても、57.5%の確率で敵の攻撃は回避してくれる事になります。
(とはいえ回避opが全くないとバフ消しされた時が怖いという悩みはあります)
【防御無視攻撃を活かせるか?】
超越特性も含め「防御無視」攻撃を持っているのもニアの特徴です。
特に、超越5闇効果が
「通常攻撃と[強化ワイルドネイル]がヒットすると、対象に攻撃力の25%の追加防御無視物理ダメージを与えます。」
という効果になっているため、これを活かせるかどうかがポイントであると思われます。
通常攻撃→超越5闇を取ることで防御無視の追加攻撃が発生
S1→強化版のみ、超越5闇を取ることで防御無視の追加攻撃が発生
S2→強化版は防御無視
S3→強化版は防御無視
【強化版スキルの使い分け】
強化版スキルは、どれを使うべきか悩むところです。
基本的には敵が単体であり、ニア自身で火力を出したい時は強化S1、
味方の火力支援をメインとしたい時は強化S2を使う事になるでしょう。
S2は、物理AMPとしての能力になっており通常版で20%、強化版で40%。合計で60%分の物理ダメージUPとなります。
物理ダメージUPデバフは敵全体が対象になっているため、WB3(ザナドゥス)では深淵の悪夢に合わせて使用することを期待されるでしょう。
【立ち位置が近そうな英雄】
「通常攻撃が防御無視になる」(ニアの場合厳密には防御無視攻撃が追加される)というと、連想するのはエゼキエル(T5闇取得時)暴走時の通常攻撃です。
もう1人、ラウディアもある意味ニアとよく比較される事になる英雄かもしれません。
ラウディア→高い防御貫通持ち/スキル使用のたびスタックで自分の防御貫通と防御力を上げる(被ダメ減もできる)
ニア→防御無視攻撃持ち/スキル使用のたびスタックで自分の攻撃力と回避を上げる
ニアを「物理版エゼキエル」と言っている方もいるようですが、個人的には「物理版ラウディア」の方がしっくり来る印象です。
物理と魔法で属性は異なりますが、おそらく今後比較されることになるでしょう。
追記:とはいえ…2019年1月現在、まだ本格的に使っている方も少なく、使っている方からも火力の高さは今ひとつ実感できていないという声を聞いています。AMP持ちディーラーとして一定の活躍はしているものの、ラウディアなどと比較するとまだ活躍事例が少ない印象です。
(PVPであればオナーリーグなどで強いという声もありますが、PVEでの活躍をあまり聞かない)
AMPとして見ると、魔法AMPのクリシャも若干近い側面があります。
・敵全体に対するダメージUPデバフ持ち
・本人は単体向けDD
・通常攻撃でもダメージを与えていくスタイル
・回復阻害能力持ち
といった共通点がありますね。
というか2人ともWB3などの対策を意識して実装されているとは思うので、共通点が出てくるのも必然なのかもしれません。
今名前を挙げた3名はいずれも魔法パーティのメンバーですので、物理パーティを主体としている方でこれらの役割に相当する英雄が欲しかった場合にはニアが選択肢として考えられるかもしれません。
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