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【装備集め】タンクの装備厳選とオススメopについて

ナイト(+たまにウォリアー)などの盾役となる英雄の装備厳選について、基本中の基本となる部分を解説します。

PVPだと若干話が変わり、クリティカル耐性や、状態異常耐性の重要度が増します。
PVPに通じる部分もあるとは思いますが、基本的にはPVE向けの装備構築としてご理解ください。

【タンクにあると良い「耐久用」op一覧】
どこに連れて行くかによって若干違いはありますが、汎用的に使う場合は下記のopが付いた防具/ルーンを選びましょう。

※ソフトキャップがあるopは後ろに数字で書いています。

・回避率(物理回避率/魔法回避率)/500
・ガード率(物理ガード率/魔法ガード率)/500
・ガード時ダメージ減少/225
・被ダメージ減少(被物理ダメージ減少/被魔法ダメージ減少)/450
・防御力(物理防御力/魔法防御力)
・最大HP
・クリティカル耐性(物理クリティカル耐性/魔法クリティカル耐性)/500

(なお、ソフトキャップが付いているものは「ソフトキャップが無ければチート級に強い」からこそソフトキャップを設定されているとも考えられます。)

物理/魔法の区分が付いているopと、「防御力」など物理や魔法の区分が付いていないopがありますが、区分が付いていないopは物理と魔法の両方が上がる代わりに効果量は特化opの半分となります。

【大事なのはバランス】
「防御力だけ」「回避だけ」「ガードだけ」など何かに偏って育成しようとする方も多いのですが、
基本的にはバランスよく数値を上げる方が守りは盤石になります。

初心者によくある「防御力だけ高いタンク」は、回避もガードもしないため非常に脆く、
回避やガードをある程度積むだけで劇的に耐久性能が向上します。

(防御力はもちろん高い方が良いのですが、バランスよくopを積まなければ脆いという事です。)

以下、項目別に大まかな仕様を紹介します。

なお「ソフトキャップ」を併記していますが、これはソフトキャップの数値で必ず止めなくてはいけないというわけではありません。
それ以降の増加量が漸減するだけで、無駄になるわけではありません。

特にタンクであれば、ガード率などはソフトキャップより高めに積んでおいた方が安定感が増すと思われます。


【回避率】
ソフトキャップ:500(50%)
文字通り、敵の攻撃を回避するためのopです。
回避した場合は、その攻撃に付随するデバフも回避することができます。(必中攻撃は回避できません。)

「回避できるかどうかなんて運ゲーになってしまうから防御力や被ダメ減少の方が大事では」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。

…が、敵の攻撃が「多段ヒット」であるケースも多く、
強力な攻撃であっても回避率がそこそこあれば多段攻撃が全弾ヒットするという事は稀です。

(仮に回避率50%なら、10回ヒットする攻撃が来る時に全ての攻撃を回避できずとも5ヒット程度を回避すれば、半分程度の被ダメージに抑えられる事が期待できます。)

場合によっては「命中率ダウン」のデバフを併用する事も効果的です。

注意点として、「ガード成功」をトリガーとして発動するスキルを持ったキャラもいます。
(クラウス、モーラ、ロマンなど)

これらの英雄についてはガード率に極振りしている育成事例もありますが、
「どのくらいの頻度でガード成功が必要なのか」
「タンク本人の耐久には問題がないか」
を考慮してバランスを取っていくのが良いでしょう。

【ガード率】ソフトキャップ:500(50%)
文字通り、敵の攻撃をガードするためのopです。一部の遺物などで「ブロック率」と呼ばれる事もありますが同じ意味です。

こちらも回避と同じく50%でソフトキャップとなり、それ以降は増加量が漸減していきます。

ガードに成功すると、まず敵から受けるダメージが半減し、
その攻撃による気絶なども防ぐ事が可能です。
(つまり、ガード率を積んでいない味方は相対的にCCにかかりやすいという事になります。)

「ガード成功でも半減しかしないなら、回避の方が良いじゃないか」
と思う方もいるかもしれません。

しかし回避率にソフトキャップが存在する以上、回避失敗時の保険としてガードは重要です。

また物理回避率/魔法回避率は装備op1箇所あたり12%の上昇ですが、
物理ガード率/魔法ガード率は1箇所あたり24%上昇するため、
op1箇所あたりの上昇量はガード率の方が上です。

【ガード時ダメージ減少】ソフトキャップ:225(22.5%)
軽視している方が多いのですが、実は意外と重要なのがこのopです。
ガード率が高いのにガード時ダメージ減少を全く積んでいないのは非常に勿体無いです。

ガード時ダメージ減少がない場合、ガードに成功しても半分はダメージを受けてしまいます。
しかしガード時ダメージ減少があると、半分から更にダメージを減少させることができるのです。
ガード時ダメージ減少が20%なら、ガード成功時に100%-50%-20% =30%しかダメージを受けない事になります。

ガード率が低い場合はあまり恩恵がありませんが、ガード率が70%以上になっているような状態なら非常に有用なopとなります。
武器ルーンやエンチャントで良いので、ある程度は積んでおきましょう。

武器ルーンの場合、敵の攻撃属性によって付け替えしたい時が多いため、エピック等級のルーン(15%UP)を使い捨てで付け替えていく運用がオススメです。

【被ダメージ減少】ソフトキャップ:450(45%)
回避もガードも失敗した時の最後の砦が「被ダメ減少」です。

「ラクレール」は被ダメ減少を無視して攻撃してくるため注意が必要ですが、
現状それ以外の場面では被ダメ減少は有効です。
(たまにある誤解ですが、防御無視攻撃に対しても被ダメ減少は効きます。)

450(45%)でソフトキャップとなりますが、45%積んでおけばガードに失敗してもほどダメージ半減となりますのでソフトキャップ付近までは積んでおいて損はありません。

ナイトの場合、素のステータスで250(25%)付いていますが、
武器ルーン1つ分だけでも積み増ししておくと耐久力が目に見えて変わります。

【防御力】
PVPにおいては、防御無視攻撃などもありえますがそうでなければ基本的には防御力を積む事は有効です。

ガードや被ダメ減少でダメージを軽減するにしても、そもそも元の被ダメ自体が大きければ軽減しても大ダメージとなってしまいます。
防御力だけ積むのは脆いと書きましたが、防御力が全然ないのもやはり脆いため、バランスよく適度なところまで積んでおきましょう。

ただし防御力を積む上で注意したいのが、「装備opでの上昇」と「装備自体の防御力の上昇」は加算ではなく乗算の関係になっているということです。

装備自体の防御力は、鎧などの装備を強化・覚醒させることで増加します。
また腕輪(物理防御)やネックレス(魔法防御)を装備することでも増加します。

防御力の数値によってどの程度ダメージが軽減されるのかについては、下記の記事を参照ください。
下記の記事は攻撃視点で書いていますが、防御視点でも理屈は同じです。

【ダメージ計算式】最終攻撃力とDEF低減率についての計算方法

敵が防御貫通を持っていない前提なら
DEF低減率 = 0.98165799952142752×防御力/(19360.367518211544+防御力)
という計算式になり、出てきた数値が「防御力によってダメージを軽減できる割合」という事になります。

仮に防御力5万なら、約71%のダメージカット量、
仮に防御力10万なら、約82%のダメージカット量となります。
(当然ですが、防御力0=防御無視された時は0%のダメージカット)

つまり防御力5万→10万なら結果的に4割弱のダメージ減少となります。
「防御力を上げるためのコスト」と「防御力を上げることでのリターン」のバランスを考えて適度なところまで積みましょう。

防御力にソフトキャップは無いものの、極端に上げようとすれば徐々にコストパフォーマンスは悪くなっていきます。

ネラクシス、ロマンなど自身の防御力に比例して味方の防御力を上昇させる特性を持った英雄もいるため、それらのナイトに関しては防御力を高めに積む選択もあります。
ただし防御力だけを高くしてガードや回避が疎かになればそれだけナイトが倒されるリスクが高まるという事には注意しておきましょう。

【最大HP】

これに関しては注意したいのは、防御力と同じく「装備強度での上昇値」と「装備opでの上昇値」は加算ではなく乗算関係だということです。

また超越特性に最大HP上昇関連の特性がありますが、こちらはバフ扱いであるため乗算です。

「装備opで50%UP、超越特性で50%UPなら合計100%UPでしょ?」と思っている方、違います。
この場合は、1.5倍×1.5倍なので2.25倍、つまり125%UPとなります。

最大HP上昇の問題点は、ヒーラーの回復量が不十分だと回復が追いつかない場合があるという事です。
ジェーンなどスキル自体に高倍率の回復が付いている場合は別ですが、ナイト本人には火力がないため吸血を積んでも基本的に意味がありません。

最大HPを高くした結果ヒーラーの回復が追いつかなくなった場合は、ヒーラーにクリティカル率や攻撃力を積むようにするか、最大HPに比例した回復スキルを持つヒーラー(レピィなど)の起用を検討しましょう。

なお、特殊な例として「リカルド」は味方の魔法ダメージ肩代わりをするために
HPを高くしておかなければ死んでしまいます。
リカルドの魔法防御だけ高くとも肩代わりでの死亡は避けられないので注意が必要です。

【クリティカル耐性】ソフトキャップ500(50%)
クリティカル耐性はPVP向けに積むステータスというイメージが強いですが、
PVEでもドラゴンなどを中心にクリティカル攻撃をしてくる敵はいます。

ソフトキャップまで積むほどの優先順位ではありませんが、タンクの事故死が目立つ相手にはクリティカル耐性を少し積んでおくと事故率が下がると思われます。

【そもそもタンクの装備は複数セットを使い分け】

敵によって物理攻撃だけ、魔法攻撃だけ、物魔混合でどちらかが特に強い…など色んなパターンがあるためタンク装備は1種類だけでは対応しきれません。

腕輪・ネックレスの付け替えはもちろん、それ以外の装備に関しても使い分けを想定した厳選を行いましょう。

課金していなくても4枠までは「装備スロット」が使用できますので、タンク用装備で使い回しが多いものは登録しておくと付け替えがラクになります。

武器ルーンについては専用武器を複数使い分けするのは困難なので
・ある程度 汎用的に使えるルーンをはめておく
・キャラごとにある程度使用するステージを決めておく
(モーラやリカルドは敵が魔法を使ってくる場面に対応するなど)

・エピック等級以下のルーンを使い、ステージによって使い捨てで付け外ししていく
のいずれかの運用になるでしょう。

エピック等級のルーンが余っているのであれば使い捨て運用がオススメです。

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